保育士不足が託児所不足の原因?

女性の社会進出には託児所の存在が欠かせません。ですが、託児所や保育所が見つからないため、子供を預けて働きたくても働けない女性は少なくありません。託児所の不足は大きな社会問題になっています。
託児所が不足している原因は、保育士不足です。保育士が不足している原因はさまざまですが、1つに労働環境、待遇の問題があります。休みが少なく、休暇も取りにくい、しかも24時間開園している託児所や、夜間に受け入れをしている託児所もあるので、なかなか保育士が集まりにくいという問題があります。給与は一般の認可保育園と比較して、それほど変わりません。ですが、社内託児所など企業が運営している託児所の場合は、給与や福利厚生などが保育園と比較して良いこともあります。
託児所で働く保育士には、保育園の保育士と同じように、預かっている時間、子供を適切世話し、安全に守る責任があります。
ですが、少人数の託児所は比較的ゆっくりと子供と関わることができます。行事やイベントが少ないので、その分、業務が少ないというのは託児所で働く保育士にとってメリットでしょう。幼稚園や保育園のように、行事に向けて何週間も、場合によっては何カ月も前から準備をする必要がありません。施設内託児所の場合は、毎回、預かる子供が違うので、新鮮な気持ちで働けます。
保護者との関係に悩むことも少ないでしょう。このように託児所で働くことには、託児所ならではのメリットがあります。託児所不足に悩むご家庭を減らすためにも、これから職場復帰しようと考えている保育士は、託児所勤務を検討してみてください。

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